外貨預金

外貨預金がおすすめである理由とそのワケ3つ

2015/09/20

外貨預金の概要

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外貨預金といえば、当然私たちの自国通貨「円」以外のお金での預金のことを指します。ドルであったりユーロであったり、豪ドルであったりと、文字通り円を外貨に換えて預金をすることを意味します。

 

その外貨預金にあたって注意した事をまとめてみますので、メリットデメリットを考えながら参考にしてみてください。

 

 

icoon-monocheck外貨預金のリスクといっても根本的には”預金”

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外貨預金といっても、リスクがゼロなワケではありません。もちろん注意すべき点もあります。そういった点もフラットにご紹介させて頂きますので、参考にしながら検討してみてください。

 

 

check-c02両替手数料が掛かる

日本円を売って、外貨を買って預金することになりますので、その両替手数料がかかってしまいます。日本円を保有していて、日本円で預金をする場合であれば、こういった手数料は発生しないので、あらかじめ手数料等はチェックしておきましょう。

 

とは言え、毎月両替するわけではありません。海外は日本より金利が高いので、定期で何年か預金をするようであればそこまで大きいものではないでしょう。

 

 

check-c02為替変動リスクがある

為替の価値というのは、一部の国(固定相場制を敷いている国)以外であれば、その価値というのは需給によって常に変動しています。ドルで貯金をする場合、円とドルの価値というのは得することもあれば損してしまう可能性もはらんでいます。

 

例えば)

米ドル建て3%の定期預金に100万円を預金

110円=1ドル時に100万を預金(≒9090.9ドル)  ⇒  1年後、100円=1ドルになった

この時、一年後の金利を含む預金額は9118ドルになります。100円=1ドルに変動しているので円換算すると、9118,000円と為替の変動の影響を受けます。

また、その逆に

90円=1ドル時に100万を預金(≒11111.1ドル)  ⇒  一年後、100円=1ドルになった

この時、一年後の金利を含む預金額は11144.4ドルになります。100円=1ドルに変動しているので円換算すると、1,114,440円と為替の変動の影響を受けます

上記のとおり、為替変動のリスクが掛かってきます。もちろんドルでの元本は減っていませんので、円に両替しなければ実質的には損失、あるいは利益は確定しません。

 

旅行時や海外でドル預金のお金をドルで使う場合は、こういった為替リスクは排除できますので、海外旅行や海外でお買いものをよくする方は、特に有効な資産運用方法になります。

 

 

check-c02リスクといっても預金は預金

上記のようにリスクはゼロではありません。フラットに外貨預金について考えてみてもこれらのリスクというのはついてまわります。

 

ですが、その外貨をその外貨のままお金を保有していれば、損・益というのは確定しません。外貨自体の価値というのは変わらず、自国の通貨に対してのみ価値が変わるというだけになります。

 

つまり

10,000ドルを保有していたら10,000ドルの価値は変わるわけではなく、円に換金しなおした時に、その通貨へのレートによって”円”の価値が変わるということです。

ドルのまま保有していれば、その価値は変わりませんが、その時のレートによって為替差益、差損が発生する可能性があるということです。

 

また預金なので、その銀行がつぶれなければ元本は保証されています。日本での預金と扱いは変わりません。

 

 

 

※外貨預金と称しFXを勧めるところがある

上記のとおり、外貨預金にはリスクはあります。リスクはゼロではありませんが、こういったリスクの部分をFXで解消できるかのような記事を良くみかけます。

例えば)

・FX口座は為替手数料が安い!

・外貨預金は見かけの金利が高いだけ!

というような趣旨の記事があったりしますが、FXの方がよっぽどリスクがあります。実際に大金を一瞬で溶かしたような事例が山ほどありますので。調べたらいくらでもでてきます。

【NAVERまとめ】儲かるらしいだけでやるのは危険!FXで損した人たちの生々しい話

 

外貨預金というのは、外貨ベースであれば元本は保証されています。もちろんその海外の銀行が倒産すればその限りではありませんが、日本のようにペイオフ(預金保護制度)をしっかりと設定しているところもあります。

 

日本は1000万円を上限にペイオフ制度がありますが、海外においても上限○○○円の制度を設けているところもありますので、FXとは根本的に異なっています。

 

最終的にはご自身で判断されることをおススメいたしますが、預金と投機は根本的に意味合いが異なりますので、しっかりと考え判断していきましょう。

 

 

icoon-monocheck高金利がなんと言っても魅力

海外の金利の動向というのは、日本の金利の状況とはだいぶ違っています。まずは下記をご覧ください。

 

海外政策金利

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金利
日本 0.10%
アメリカ 0.03%
ユーロ圏 0.05%
イギリス 0.50%
オーストラリア 2.00%
ニュージーランド 3.00%
メキシコ 3.00%
中国 4.85%
トルコ 6.00%
南アフリカ 7.50%

 

傾向としては、先進国においては低金利、成長著しい新興国においては高金利という図がグラフからみても明らかです。

 

これは、特殊なできほどというワケではありません。かつての日本においても高度経済成長期には郵便貯金の金利が7%~8%の時代がありました。

 

こういった、かつて日本が通った時代を今、新興各国が通過している時と考えてもいいのかもしれません。

 

 

 

icoon-monocheck為替差益を狙えるかもしれない

為替リスクというのは、上記にて説明させて頂きましたが、為替差益についても日本の例や歴史的に考えた場合の為替の動きや特性について少し補足させて頂きます。

 

日本の”円”の価値

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上記グラフは1950年から近年の円/ドルのレートの推移になります。

 

360円の固定相場制から、経済成長やアメリカとの貿易摩擦を経て円の価値は上昇し、近年においては100円=1ドルから大きく変動はしていません。(高いところで75円、安いところで125円程度です)

 

これは、為替と貿易の特性として歴史的に見ても密接に関係していますが、基本的には、

自国通貨安 = 輸出有利

自国通貨高 = 輸出不利

という図式が成立します。私たち日本においてもそうでしたが、高度経済成長において、車や家電の輸出、経済成長による内需の拡大によって成長してきました。

 

それは、新興国においても同じで、輸出によって外貨を獲得し、自国の成長を図るというのが一般的な図です。そして、経済規模が大きくなり、相手国との経済規模の差が収束するにつれ、通貨の価値は高くなっていきます。

 

貿易摩擦、通貨の収束

車の輸出が拡大していく日本の1970年代には、安い日本製の車がアメリカに数多くわたることで、アメリカ自国の車産業が打撃を受けたことで、「ジャパンバッシング」が起きました。

ジャパンバッシング

日本では、1970年代以降日本車の海外輸出超過によってアメリカ合衆国の自動車産業に影響を与えたとして政治問題となった。日本では「日米自動車摩擦」と呼んでいたが、アメリカでは端的に「デトロイト問題」と呼んでいた(デトロイトには自動車産業が集中していた)。
アメリカ側は、日本に対して牛肉やオレンジなどの農産物の輸入拡大を求めたほか、内需拡大や市場開放をも迫った

こういった、経済規模の差が収束し、相手国に追いついていくことで通貨の価値というのは、徐々に調節しながら収束していきます。

 

片一方の通貨が、本来あるべき価値以上に高ければ、安い方に圧力がかかりますし、実力以上に安ければ、高くなるような圧力がかかります。

 

そうして通貨の価値というのは、経済規模によって変動していきます。

 

 

新興国の経済成長

新興国の物価や通貨というのは、先進国に比べて安いのは当たりまえです。ですが、経済が成長するにつれて、物価、通貨の上昇圧力というのが起こり、徐々に上がっていくのが常です

2009年 2010年 2011年 2012年
世界経済 -0.5 5.0 4.4 4.5
先進国 -3.4 3.0 2.4 2.6
米国 -2.6 2.8 2.8 2.9
ユーロ圏 -4.1 1.7 1.6 1.8
日本 -6.3 3.9 1.4 2.1
英国 -4.9 1.3 1.7 2.3
カナダ -2.5 3.1 2.8 2.6
新興国 2.7 7.3 6.5 6.5
中東欧 -3.6 4.2 3.7 4.0
ロシア -7.8 4.0 4.8 4.5
新興国アジア 7.2 9.5 8.4 8.4
中国 9.2 10.3 9.6 9.5
インド 6.8 10.4 8.2 7.8
ASEAN5 1.7 6.9 5.4 5.7
中南米 -1.7 6.1 4.7 4.2
中東・北アフリカ 1.8 3.8 4.1 4.2
サブサハラアフリカ 2.8 5.0 5.5 5.9

※単位%

 

 

外貨預金のメリット

icoon-monocheck外貨預金はFXと違い”預金”という性格を持つ

icoon-monocheck高い金利水準

icoon-monocheck為替差益も狙える可能性

 

上記、3つのメリットがあります。もちろん、説明させて頂いたように、リスクがゼロなワケではありません。ですが、FXのように投機的な性格はなく、あくまで”預金”での運用になります。

 

また、新興国の定期預金の中には、外国人の預金者に対してもペイオフ(預金保護制度)を採用しているところもあります。こういった制度をうまく活用しながら賢く資産を守っていきましょう。

 

 

郵送のみで口座開設可能な新興国の金利と魅力的な定期預金

check-c02【香港】HSBC香港

bnr_hsbc ◆海外口座のド定番!安定のHSBC香港
マルチカレンシー、世界各国での引き出し可能なATM対応
◆各国の金融商品が購入可能な豊富なラインナップ

check-c02【カンボジア】アグレダ銀行

acleda

◆高金利が魅力な米ドル建て年7.75%

◆カンボジア最大銀行であるアグレダ銀行

三井住友銀行が筆頭株主に名を連ねる銀行

check-c02【モンゴル】モンゴル国民投資銀行

mongol ◆年6.6%の米ドル建て定期預金。モンゴルのペイオフ対象
◆うれしい高金利銀行口座が開設可能なモンゴル国民投資銀行

check-c02【フィリピン】イースタンリザール銀行

banner_rizal_0317 驚きの年利11.5%の米ドル建て定期預金口座が開設可能。
◆フィリピンのペイオフ対象(上限あり)なので、嬉しい定期預金口座。

 

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